今日は公立高校の一般選抜の日です。とはいうもののレスQ学習館西宮校は開校したばかりで受験生はいませんが。

兵庫県の入試といえば理科の問題が非常に難しいことが有名です。数学も難しいですが、理科は平成28年度の平均点が40.9点という低い点だったこともあります。決して問題が悪いということではなく、図や表、グラフから考えさせる問題が多く出題されるため低い平均点となります。おそらく、今年も難しいはずです(これを書いてる時は、まだ問題を見ていません)。

今、中学2年生の方はこのような話を聞けば、理科は難問を多く解いておかないといけないと焦ってしまう生徒さんもおられるでしょう。ところが、平均点が低いということは、差がつきにくいということでもあります。例えば、例年兵庫県の公立で最難関の神戸高校や長田高校の合格者平均点でさえ、理科は60点程度です。また、よほどのことがないかぎりどんな生徒でも30点程度は得点できますから、トップクラスの生徒との差は30点にしかなりません。英語や社会などは上位校に合格する生徒は90点以上はごろごろいます。

つまり、必要以上にあせることなく、基本問題は確実に得点できるようにしておくことが得策といえます。理科が苦手でなかなか理解できないという生徒さんも、理解できたことは確実に得点できるようしっかり問題演習(アウトプット)することが重要です。