国公立大学の合格発表があり、各高校の今年の合格実績が判明してきました。

その中で特に顕著なのが、西宮の公立高校の躍進です。例えば、市立西宮高校は京大が9名、阪大は26名、神大が30名の合格者をだしています(前期のみ 現・浪含む)。また、関西学院大学の高校別の合格者がとうとうトップになったようです。西宮東高校も京大2名、阪大8名、神大20名(前期のみ 現・浪含む)と実績を伸ばしています。兵庫県の難関公立高校の神戸高校、長田高校、姫路西高校、加古川東高校と比べても遜色ない実績になりつつあります。

総合選抜が行われていた時代には、上記の難関国公立は数名、関関同立もせいぜい30名程度という状況でした。もちろん、上位の高校に優秀な生徒が集中しているからということもありますが、西宮の公立高校の総数でもやはり大きく伸びているようです。つまり、西宮で公立回帰の傾向が顕著になっているということです。私立高校ではなく公立高校という流れもありますが、中学受験せずに公立中学から公立高校という選択が非常に多くなっているということです。

ますます、西宮の公立高校入試が激戦になる要素はあっても、やさしくなる要素は見当たらないと言えそうです。