今の時期は中間テストという地域が多いようですが、西宮市の公立中学校は1学期の中間テストがなく、そのため期末テストが他の地域より早くなっており、6月の上旬~中旬にかけていよいよ期末テストが始まります。そこで、期末テストに向けて、この勉強方法では絶対に成績は上がないというものを紹介してまいります。
まず、「教科書を見ているだけの勉強法」です。
そのな人いるの?と思われるかもしれませんが、実は私が中学1年生までこの状態でした。「書くのではなく見て覚えるんだ!」ということで(この方法自体は正しく書いて覚える必要はありません)、じっと眺めている生徒さんです。問題を解かずにただひたすらじっーと見ているのです。この状態だと何を覚えればいいのかわからないためテスト結果は当然悲惨なものになります。勉強はインプットとアウトプットでは、アウトプットが大切で、公立中学生であれば、2:8くらいが理想です。
ただ、このじーっと見ているだけの生徒さんは、実はインプットもできていません。本当にながめているだけなんです。なぜそんなことをするのか不思議なのですが、覚えるということがどういう状態なのかわからず、一方で勉強しないといけないという気持ちはあるので、ただじーっと教科書を眺めているようです。
こういった生徒さんの勉強方法を改善するには、問題を解くといいでしょう。覚えていないことに気づくと、覚えるとはどういうことなのかが理解できるからです。