学校再開後の授業について心配されていたことが現実となっています。文部科学省は休校期間に課題としてだしたものを、履修したとすることを許可しています。また、今年度に終了できない単元については次年度への持ち越しも許可しています。

私はおそらく学校の授業進度は全体としては速くなるだろうと予想していました。そのため多くのついていけない生徒がでてくるだろうことも予想していました。ところが・・・・

なんと恐ろしいことに学校によってばらばら、同じ学校でも教科によってばらばらなのです。本来は各市町村ごとに教育委員会が決定し、その方針の下で進められるはずです。ある中学の英語は、7月末までの夏休み前に追いつくような強烈なハイペースで授業をされていますし、同じ中学の数学は、遅れた分をどこで取り返すのだろうとこちらが心配になるような超スローペースです。ある小学校の算数の授業は、休校期間に課題で出したので授業では扱わないといったような状況です。市全体どころか学校内でも統一できていない状況です。

3ヶ月休校とはいえ、実際には3月や4月の前半は授業はないはずです。また、GW前後に授業が進んでいることはまずありません。ですから実際の遅れは、せいぜい1か月半程度かと思います。夏休みは約2週間と短縮されますし、その他土曜日に授業するなどで、ごく普通に全ての単元を消化できるはずです。

当塾では、現在授業を平均的な通常のペースで進めています。学校の猛烈な追い上げや、学校が遅すぎて全ての単元を消化できない、などについても対応できるようにとの考えからです。生徒の皆さんができるだけ、心配したり不安になったりしないよう努めてまいります。