最近,集団指導塾でいわゆるハイレベルな高校を目指す進学塾に通っているAくんが、英語と国語の定期テストの成績が良くないとのことで当塾にお問い合わせいただきました。私は英語と国語の定期テスト成績が良くなくて進学塾という時点で「そりゃそうだろ。」と瞬時に状況を把握しました。というのは進学塾は一般的に英語や国語を教科書準拠で授業することはないからです。英語や国語は大きな括りではどの教科書も同じですが、英語では教科書の本文が異なり、文法を学習する順番が異なります国語ではそもそも教科書の本文は異なりますから全く違うと言ってもいいかと思います。進学塾が教科書準拠で授業をすることがないのは、教科書準拠で学習すると効率が悪くレベルも教科書レベルにとどまってしまうからです。もちろん、進学塾もテスト直前はさすがに生徒がかわいそうですから、テスト1~2週間前はテスト対策と称して教科書準拠の指導をするのが一般的です。テスト前~テスト期間は休校にするところさえあります。つまり、定期テストくらいは自分で勉強し高得点とれない生徒が集団指導(クラス指導)の進学塾に通ってはいけないということです。実力テストや模試、もちろん入試本番のテストが進学塾のターゲットだからです。お問い合わせいただいた保護者の方にこのことをご説明すると、非常に納得されてました。塾選びが間違っていたと(もちろん現在通っている塾が悪いわけでもないのですが)

そこで当塾はどうかということですが、生徒さんによって最適なカリキュラムになるよう対応を変えています。学習コーチングを主体としたコースで受講の方は、進学塾型のカリキュラムになっており、どんどん先に進めるようにしております。個別学習指導の方は教科書に完全準拠指導をさせていただいております。